ターボブロワとルーツブロワとの違いは何ですか?
- ターボブロワ
①省エネルギーが特徴です
TXターボブロワは空気軸受の技術とインバータ制御の技術を搭載しています。そのため、従来のルーツブロワと比較して電気料金、CO2排出量20%〜30%削減することができます。
②低騒音 / 低振動が特徴です
ルーツブロワを施工している機械室内では通常の会話は難しいですが、ターボブロワでは可能です。運転時の騒音値は 70dB~80dB 程度です。振動もほとんどありません。
③完全なオイルフリー製品です
ルーツブロワもオイルフリーブロワですがギヤケースにオイルが必要です。また殆どの水処理ばっ気用では、プーリ側のベアリングにグリスアップが必要になります。 ターボブロワはブロワ室が揮発したオイルやグリスアップしたグリスの油分で汚れることがありません。
④省スペース
一般的にはターボブロワはルーツブロワ3台程度の能力を1台でまかなうことが可能になりますので施工スペースを取りません。
⑤省メンテナンス
ターボブロワは(コア、インバータ、P L C、タッチパネル、電装部品)がキュービクル内に 一体化されています。通常は前面のタッチパネルで運転状態を確認し、フィルターの清掃と定期交換をするのみです。ルーツブロワにおいては、フィルター清掃・交換の他に、ベアリンググリスアップ、オイル交換 、Vベルト交換・調整等、かなりの重労働が必要ですが、ターボブロワはそのような作業は必要ありません。
⑥労務環境の改善になります
低騒音と合わせて、管理者の労務環境改善が可能です。ルーツブロワの様にベルト駆動ではなく、インペラがモーター直結されています。ブロワ部はパネルで覆っていますので回転部に巻き込まれる等の危険が有りません。
⑦制御部がセットになった製品です
ルーツブロワはブロワのみですが TXターボブロワはインバータと制御盤、防音キュービクルが一体となった製品です。配管と電源ケーブルの接続で直ぐに運転可能となります。日常はタッチパネルを監視 するだけで済みます。